三菱自動車工業は19日、エアコン冷却装置に取り付けたスポンジが燃えて、火災に至る恐れがあるとして、軽自動車「eK−WAGON」など3車種計24万1775台(1998年9月〜2003年5月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。これまでにエンジンルーム周辺が燃えるなど6件の火災が起きている。
同省によると、不具合があったのは、エアコンの利きを良くするため、冷却装置に排気管の熱が伝わらないように設けたウレタン製スポンジ。
材質が弱く、ちぎれて排気管と接触して燃える恐れがあり、03年4月から今年5月までに、火災6件を含む計39件のトラブルが発生した。
同社は02年10月、この不具合に関し、リコールではなくサービスキャンペーンと呼ばれる自主的な措置を実施。最初の火災はその1年後に起きており、同省は「リコールの届け出が遅い」とし、文書で改善を指示する行政指導を行った。
改善対策届出1908
改善箇所 説明図

